featured3

●演習が足りていない

できない原因は「わからない」のではなく、習熟が足りないためであることがほとんどです。初めて自転車に乗るとき、頭で理屈は分かっていてもすんなり乗れる人はまずいません。バランスのとり方、ペダルを踏み込むときどこに力を入れるか、ブレーキのタイミングなど、実際にやってみて経験を積んだ上で習熟していくのです。基礎学力の分野でも、これと同じことがいえます。
学校や塾の先生が一生懸命準備して教えても、カリキュラム上、演習に時間をたっぷりとるのは難しいため、子どもたちに学力として身についていないことが多いのです。家庭学習の習慣のない子たちはなおさらです。

●必要なのは「今習っているところ」のトレーニングではない

十分に習熟しないまま先の学年に進んでしまうと、できない原因が前の学年の単元にあるのに、今の学年の単元しかトレーニングできません。そうすると根本的な土台が不安定なまま学習を積み上げていくことになるので、「なぜこんなミスをしているの?」と先生が頭を抱えるようなケースが頻発するのです。こういう子どもたちに必要なのは、今習っているところのトレーニングではなく、できていないところの復習です。しかし、子どもたちには「学年」があるので、自発的に前の学年の演習教材を引っ張り出してトレーニングすることはまれでしょうし、そもそも自分がどこが苦手かを的確に認識できていません。

●レベルチェック問題で隠れたつまずきを発見

「おさらい先生」は隠れた「つまずきポイント」を発見するために、二つの工夫がこらされています。
一つめは無学年制であること。計算・読解の単元をいちどバラバラにして、無学年制で一本道になるよう再構成されており、学年をさかのぼって積み上げなおすことで、効率よくつまずきを克服できる設計になっています。また、無学年制だと前の学年にさかのぼってやり直さなければいけない子どもたちのプライドを傷つけることもありません(軽視されがちですが、現場ではとても大切な要素です)。
二つ目はレベルチェック問題で、できていない単元をピンポイントで判定すること。できなかったところイコールつまずきポイントで学習のスタート地点となります。
「無学年+レベルチェック」、この二つの要素が組み合わさって初めて、つまずきの克服が可能となるのです。

●必要なところを必要なだけ反復

「必要なところ」とは、その子がつまずいているところです。では、「必要なだけ」とはどういうことでしょう?
少し長くなりますが、実際の学習履歴をご覧ください。小4女子のケースです。

hikizan

※「おさらい先生」は管理者がブラウザから学習履歴を確認でき、分析や指導に活用できます。

何度も同じ箇所をやり直して、先に進む力を身につけていることがお分かりでしょうか。子どもたち一人一人、習熟に必要な演習量は異なります。すいすい進む子もいれば、悪戦苦闘しながら一歩一歩前に進む子もいます。私たちにはこの学習履歴が子どもたちの成長ストーリーにみえます。

repeat

上の図でいうと、「3」を合計4回反復しています。間違える原因は計算ミス、タイムアップなどいろいろありますが、やり直すたびに正確性もスピードも向上し、習熟に近づいていきます。

そして大事なのは「全てを何度も繰り返す」のではないこと。ある箇所を何度も繰り返しいていた子が、その難所をクリアするとその後は渋滞を抜け出たようにスムーズに進みます。そしてまたつまずき、繰り返して反復し、確実に前進していきます。

ここでは計算の事例をご紹介しましたが、「国語読解」についても基本的には同じ仕組みです。国語については同じ問題を繰り返してもあまり効果はないため、同じ単元内で問題ボリュームを相当用意しており、必要な演習量を確保しています。